2026/05/02 20:24

ラックにかかっている服、ぱっと見は黒一色ですが、よく見るとコットン、リネン、コットンリネン、ナイロン、シルクなど、素材は実に様々です。大阪のセレクトショップ・はなれでは、ヴィンテージから新品、国内ブランドまでジャンルを横断してセレクトしていますが、その全体を貫くキーワードとなる色が【黒】です。
■ なぜ「黒」をキーワードにしているのか
はなれでは、異素材感や、ふとした違和感を大事にしています。ジャンルや時代を横断してセレクトしているからこそ、一着一着の表情は本来バラバラなはずなのですが、それを一つの店として包み込んでいるのが「黒」という色だと思っています。
普遍的で誰にでも馴染みのある色でありながら、選び方や合わせ方次第で強い個性を持つ。そんな黒の懐の深さに、はなれの「ageless genreless genderless」という考え方が重なっていきます。
■ 素材ごとに変わる「黒」の表情
同じ「黒」と一口に言っても、素材が変われば、洗いが変われば、その表情はがらりと変わります。
・コットンの黒は、深く沈んだような落ち着き
・リネンの黒は、どこか枯れた風合い
・ナイロンの黒は、つるりと光を弾く硬質さ
・シルクの黒は、艶やかに揺らぐ光沢
それらを組み合わせて並べたときに、ただの「黒い服」ではなく、陰影やトーンのグラデーションとして浮かび上がってくる。一色のはずなのに、奥行きが生まれる瞬間があります。
■ 差し色が引き立つのは、黒があるから
そこに赤や緑、白といった差し色がほんの少し加わるだけで、コーディネート全体の表情ががらりと変わります。黒というベースがあるからこそ、わずかな色の介入が際立つのです。
毎日のコーディネートに迷ったときも、黒を軸にすれば素材で遊べる、差し色で遊べる。着こなしの自由度がぐっと広がります。
■ はなれで「黒」を見にきてください
普遍的でありながら、個性のある黒。
店頭では、ラックの間を歩きながら素材ごとの違いを実際に手で触れて感じていただけます。オンラインストアでも一点ずつじっくりとご覧いただけますので、ぜひはなれの考える「黒」の世界を覗いてみてください。
